下仁田町の会社紹介
【会社紹介】ピザオーダーメイド
5月23日(月)に下仁田町でピザオーダーメイドを営んでいる樋口篤様をお招きし、取材しました。 ピザオーダーメイドの会社紹介をします。
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Ⅰ 店舗紹介
店 名:ピザオーダーメイド
住 所:群馬県甘楽郡下仁田町下仁田327
電 話: 0274-67-7225
Ⅱ 取材者紹介
Ⅲ ピザづくりの様子
お店(ピザオーダーメイド)に行きました。そこで、樋口さんが実際にピザを作っている様子を拝見しました。
① ピザ生地を伸ばす技術の高さ
手で回しながらピザ生地を伸ばしているところを拝見しました。外から見てもわかるほど、生地が柔らかく、伸ばすためには、高い技術が必要だということを感じました。できた生地は薄く、軽く透けていました。
② ピザ生地は繊細なもの
ピザを窯に入れる時、ピザ生地がとても薄く、柔らかく、崩れてしまったものがありました。ピザが崩れやすく崩れてしまったらもう一度作り直さないといけないという大変さが分かりました
Ⅳ Q&A
気になったことについて、直接、樋口さんに質問をしました!
Q1.なぜ下仁田でピザ屋を開こうとしたのですか?
A 大学から6年間、ピザ屋でアルバイトをしていました。大学卒業後は、民間の会社で今と全く違う業種・業態の仕事をしていました。ある時、銀座にあるアンテナショップ「ぐんまちゃん家」で「地域おこし協力隊」という制度を見つけ、複数ある自治体から下仁田町を選びました。実際に、下仁田町に来て、定住したいと思いました。
地域おこし協力隊時代に、ピザ屋のアルバイトで経験を活かし、まちの方々にピザを振る舞ったところ、とても好評でした。まちの方の話を聞いてみると、下仁田からピザを食べに高崎や軽井沢に食べに行く人も多くいたため、需要があると思い、開業を決めました。
Q2.ピザ屋を開店しようと思った理由について、また、ピザ屋になるという決定的なエピソードを教えて下さい。
A 下仁田に来て知り合った知人の中に、ピザ窯をもっている人がいた。学生時代にしたピザ屋でのアルバイトの経験を活かし、ピザ窯を使ってピザをつくって食べてもらいました。ピザを作ってみると、評判が良く、食べてくれる方がたくさんおり、下仁田で、自分の味が、通用すると思い、起業しようと、考えました。
Q3.ピザの原材料と利益の割合はどれくらいかかっているか。
A ピザ1枚あたりの原価は、オープン当初は30%以下になるように考えました。最近は、様々なものが値上り、原価率30%を超えているものある。ピザの種類によっては40%を超えるものもある。
Q4.ピザを作るときに一番大変なことは何ですか。
A.作っているときに大変なことはピザ窯の管理です。窯の中の温度調節、薪のくべ方、薪を置く場所を考えたり、気配りすることが大変です。
Q5.樋口さんの好きなピザは何か。
A.肉より魚が好き。さらに、ツナとコーンのバランスがいいのでツナコーンピザが好きです。
Q6.オススメのピザは何ですか。
A.下仁田町の農家、大坂屋さんのしいたけをつかった「しいたけとゴルゴンゾーラのピザ」や、特別に農家さんに作っていただいている黄色いトマトを使った、「黄色いマルゲリータピザ」がオススメです。
Q7.オーダーメイドという店名の意味は何ですか。
A.好き嫌いのある人やアレルギーをもっている人などの要望に応え、
その人にあったピザを提供したりする。他にもチーズを増量したり、お客さんが持ってきた野菜でピザを作ることがあります。
Q8.オリジナルピザのメニューはどうやって考えていますか?
A オリジナルメニューを考える上で大切なことは、「いつ、その商品を出すか」「季節を考えて、旬になるもの、売りになるもの」をメインに考えている。季節に合った食材の組み合わせとソースを考える。
また、原材料の価格(原価率)を考えた上で、販売価格を考える。
今の旬(取材時5月)は、たけのこ、ほうれん草である。いくつか組み合わせて作っている。今は、夏をテーマに、オリジナルピザを考えている。
昨年の夏を例に出すと、夏は汗をかくことがあるので、水分とナトリウムをベースに梅干しにした。昨年は、梅干しとしらすにしたが、今年は別のものを考えている。
Q9.ピザを焼くにあたって、注意していることや、気をつけていることは、なんですか。
A 料理をする上で大事なことは、準備をすることや、確認をすることです。
Q10.ピザ関係で、継続してきたことは、なんですか
A ピザ生地を手で回して伸ばす練習を継続して来ました。ピザ生地を伸ばすコツは遠心力です。ピザ生地を回せるようになるためには、練習用のシリコン製のもので1週間、本物の生地では3ヶ月、人前でパフォーマンスできる程度になるためには1年はかかります。
Ⅴ 編集後記 ~学校での取材後のエピソード~
後日、樋口さんから、「働くことの大変さ、起業することの大変さ」を教えていただきました。民間企業で働いていた頃のエピソードで、水質検査の仕事をしていた頃は、朝6時から日付が変わるまで、何日も連続して働くことがありました。検体が来たら期日までに、仕事をしないといけないことから、責任をもって寝る間も惜しんで働いていたそうです。また、微生物の管理は繊細で、しっかり管理をしないといけなかったそうです。
ピザオーダーメイドを起業し、今の生活は比較的落ち着いているそうです。しかし、起業し、必ずしも安定した収入が得られる保証のない自営業も大変だと仰っていました。
取材企業
店 名:ピザオーダーメイド
住 所:群馬県甘楽郡下仁田町下仁田327
電 話: 0274-67-7225
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