命の大切さを学ぶ教室

 2月6日(木)5・6限、刑事事件の被害に遭われた遺族の方から「文字の向こう側」という演題で命の大切さを学ぶ教室が行われました。刑事事件では、直接的な被害を一次被害、マスコミや周囲の人々の言動などによる被害を二次被害というそうです。二次被害の加害者には誰でもなる可能性があり、身近な会話や簡単にできる書き込みの中でこそ、言葉の選択には気を付けてほしいというお話がありました。また、悩みを抱えている人は専門的な機関や信用できる人などに相談してほしい、そして、相談された人は耳を傾け受け止めてほしいとのことでした。最後には、自分たちを見ていてくれている大人がいる間に気づいてほしいというお話もありました。生徒たちには他人事と思わず、日ごろの自分の言動を振り返るよい機会としてほしいと思います。